穴付近に生えている自分の毛が邪魔で、いつも巻き込まれないように挿入することに神経を使う。
正直処理してしまいたいのだが、脱毛エステでそんな部分を人様に見せるなんて恥ずかしすぎるし、ヒートカッターを買って数本ずつ処理するのも面倒。
自分でIラインの毛を処理するのはすごく肩が凝りそうなので、主人に、協力して欲しい、つまり手の届きにくいところの処理を手伝って欲しいと頼んだら、「えっ…」と少し引かれてしまった。
確かに、下の毛を入念に処理している女は相当のスキモノ的な考えが、男性にはあるのかも知れないと思う。
それに、少々生理不順なので、数ヶ月に一度産婦人科に行かなくてはならないのだが、そこで女医先生にご開帳しなきゃならないので、あまりに綺麗に剃り上げたシモの毛を見られるのも、なんだかすごく恥ずかしいというのが正直なところだ。
だけど毎回毛が巻き込まれないように気にしながらセックスするのは面倒だし、挿入の瞬間にいつも毛のことを主に考えてしまうことによってなんだか自分の中でテンションが少し落ちる感じもして、すごくモンモンしてしまう。
せっかく勇気を出して、毛をなんとかしたいということを主人に言ってみたにもかかわらず、大して変化はなかった、というのが結論である。
まあ確かに、あまり明るいところで、その結構グロテスクな場所をマジマジと見て毛をどうにかしようと奮闘している2人の姿を想像すると、エロいっていうよりもはや滑稽である。
それを手伝わせることによって、主人の中で私に対する性的な要求や意識が、より一層萎えてしまうことも充分ありえるわけだ。
ああ、なんでそんな邪魔な場所にまでうじゃうじゃと生えているんだ、毛のバカヤロー!